立憲民主党の西村幹事長は党に所属する2人の衆議院議員が政治団体を通じて新型コロナ関連の助成金を受け取っていたと明らかにしました。
立憲民主党・西村智奈美幹事長:「制度上の問題はありませんし、適正な受給であるというふうには考えますが、政治団体が受給することが国民の誤解を招きかねないと」
助成金を受給していたのは、立憲民主党の阿部知子衆議院議員と岡本あき子衆議院議員がそれぞれ代表を務める政治団体です。
新型コロナの影響で仕事を休まざるを得なくなった保護者を支援する「両立支援等助成金」制度を利用し、阿部議員の政治団体は24万4920円を、岡本議員の政治団体は2万9520円を受け取っていました。
2人は私設秘書が休んだ際に申請しましたが、「国民の誤解を招きかねない」として返金する方針です。
今回の件は、自民党の石原伸晃元幹事長の政治団体が雇用調整助成金を受給していた問題を受け、党所属の国会議員に受け取りの有無を確認するなかで判明したということです。
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