岸田総理「可能な限り対応した」“森友裁判”終結で[2021/12/16 10:41]

 財務省の決裁文書の改ざんを強いられ自殺した近畿財務局の職員の妻が訴えていた裁判は、国が請求を受け入れて終結しました。岸田総理大臣は、国会で「可能な限り対応した」と答弁しました。

 岸田総理大臣:「赤木さんが亡くなった経緯についての詳細を記した書面、さらにはご遺族の皆様方が求められた項目について新たな資料も含む、可能な限りの対応をした」

 自殺した職員の妻・赤木雅子さんは、真相が分からないまま裁判が終結したとして「お金を払えば済む問題ではない」と憤りをみせています。

 国会で説明責任を問われた岸田総理は、「今後、森友問題について真摯に説明責任を果たしていかなければならないと改めて指示した」と述べました。

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