中国の人権問題への非難決議 今国会見送りへ[2021/12/17 20:35]

 自民党の保守派の議員が中心となって求めている中国の人権問題に対する非難決議について、今の国会での採択は見送られる見通しとなりました。

 17日、非難決議を巡り、今国会での採択を求めている自民党の高市政調会長や古屋政調会長代行らが茂木幹事長と会談しました。

 茂木幹事長は「決議の内容は良いがタイミングの問題だ」と述べ、採択を見送る意向を示したということです。

 来年2月の北京冬季オリンピックへの政府関係者の派遣を巡って日本政府の対応が固まる前に非難決議を採択することは過剰に世論の注目を集めてしまうとの判断があったものとみられます。

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