ネットメディアへの資金提供 立憲・福山氏認めるも内容関与は「否定」[2022/01/07 15:06]

 ネットメディアへの資金提供を巡り、立憲民主党の福山前幹事長は6日、事実を認めたうえで「番組内容などについて関与したものではない」とコメントを発表しました。

 合流前の旧立憲民主党で幹事長を務めていた福山前幹事長は6日にコメントを発表し、インターネット報道番組を制作している「ChooseLifeProject(CLP)」について、「広告代理店と制作会社を通じて支援した」と資金提供を認めました。

 「自立できるまでの期間だけ支援することとし、その後、自立でき支援の必要がなくなったとして先方から申し出を受け支援は終了した」と説明しています。

 そのうえで、「理念に共感して番組制作一般を支援したもので番組内容などについて関与したものではない」と強調しました。

 この問題を巡ってはCLPが立憲民主党から資金提供を受けていたことをふせていたとして番組の出演者らが「重大な背信行為だ」と抗議していました。

 CLP側は6日、ホームページで2020年3月以降、およそ1500万円の資金提供を受けていたことを認めたうえで「語り得ぬほどの愚行だった」と謝罪し、解散も含めて今後の対応を検討するとしています。

 一方、立憲民主党の泉代表は7日、「経緯を調査中」とだけ述べるにとどめました。

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