国交省不正統計 総務省にも報告書 コミュニケーションの改善求める[2022/01/14 19:24]

 国土交通省が統計を不正に処理していた問題で斎藤大臣に報告書が提出されたことを受け、総務省の統計委員会も金子総務大臣にコミュニケーションの改善を求める報告書を提出しました。

 建設業の受注動向を示す建設工事受注動態統計で、国交省は遅れて提出された調査票の書き換えを指示し、二重統計が8年続きました。

 担当部署に余裕がなかったなどとする報告書を受け、統計委員会も総務省の対応について、「誤りを認識しつつ、公表などの対応を国交省に要請しなかったことは不適切」などとして、コミュニケーションの改善を求めています。

 今後、統計委員会では各省庁の統計担当部局との連絡窓口の設置や研修の強化などを求めていく方針です。

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