安倍元総理 政府の先送りを牽制 「佐渡島の金山」世界文化遺産登録[2022/01/27 18:10]

 自民党の安倍元総理大臣は「佐渡島の金山」の世界文化遺産への登録を巡る問題を念頭に政府の外交姿勢を牽制(けんせい)しました。

 安倍元総理:「私、総理時代に海外に赴任していく大使たちに常に訓示をしていたんですが、様々な歴史戦を挑まれているなかにおいて、君たちはそれを決してスルーせずに戦うべき時にはちゃんと戦えと」

 安倍元総理は自身が総理だった当時、海外へ赴任する大使に対し、歴史問題では「正面から徹底的に戦え」と訓示していたこと明らかにしました。

 佐渡島の金山を巡っては、政府内からは韓国の反発で登録が見通せないとして申請を見送る声が上がっています。

 これに対して安倍元総理は、自身のSNSで「先送りをして登録の可能性が高まるのか」と政府の姿勢を牽制しました。

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