佐渡島の金山 政府がユネスコに推薦書を提出[2022/02/02 06:41]

 新潟県の「佐渡島の金山」の世界文化遺産への登録を巡り、政府はユネスコ=国連教育科学文化機関に推薦書を提出しました。

 推薦を巡っては「旧朝鮮半島出身者が強制労働させられた」として韓国側が反発していました。

 しかし、先週に岸田総理大臣は党内の保守派の意見におされる形で推薦を表明していました。

 地元の新潟では「推薦」を祝う横断幕が掲げられるなど、歓迎ムードに包まれました。

 一方、佐渡市に取材に入っている韓国のメディアは日本政府の対応を批判しています。

 韓国SBS、ユ・ソンジェ東京特派員:「佐渡金山の長い歴史の中で明治や昭和の歴史も含まれる。強制労働・徴用工の問題があるならそれをちゃんと説明しなければならないというのが韓国人としての感想」

 政府は国際社会の理解を得るためにタスクフォースを立ち上げて早速、初会合を開きました。

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