自民「外国人留学生受け入れ」求める決議案[2022/02/14 23:39]

 政府の新型コロナの厳しい水際対策について、自民党は一日の入国者数の上限にとらわれずに留学生を最優先で受け入れることなどを求める決議案を取りまとめました。

 自民党・山本文部科学部会長:「留学生が日本に来られない。それによって他国を選び始めている。人材育成の国際競争力という意味合いでは、日本の国際的価値がかなり低下してきている」

 決議案では、政府の外国人の新規入国を原則禁止とする厳しい水際対策によって「外国人留学生の受け入れに甚大な影響が生じている」と指摘したうえで、「国際的な人材獲得競争において遅れを取り、国益を損なう懸念がある」としています。

 そのうえで、政府に対して今月末までとしている水際対策の骨格について早急な見直しを求めています。

 具体的には留学生について国費・私費問わず、留学生を積極的かつ継続的に受け入れることや一日の入国者数の上限にとらわれることなく最優先で入国を許可することなどを要望しています。

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