岸田総理「風化させず役立てていく」東日本大震災の追悼復興祈念式に出席

　岸田総理大臣は福島県で行われた東日本大震災の追悼復興祈念式に出席し、「震災による大きな犠牲のもとに得られた貴重な教訓を決して風化させることなく防災対策に役に立てていくことは我々の責務です」と強い想いを示しました。

　また、祈念式の終了後記者団に対して「復興は着実に進んでいる一方で、心のケアを始め、様々な課題も残されている」としたうえで「福島の原子力災害からの復興には中長期的な対応が求められる」と強調しました。

　一方、原発の再稼働については「いかなる事情よりも安全性が最優先だ」と改めて説明しました。

　追悼式は10年目までは政府が主催し、東京で開催していましたが、今年初めて福島県で行われました。