米ペロシ下院議長の台湾訪問に自民党から歓迎する声相次ぐ[2022/08/03 23:30]
アメリカのペロシ下院議長が電撃的に台湾を訪問したことを巡り、日本政府が抑制的な反応を見せるなか、自民党議員からは歓迎する声が相次ぎました。
自民党・佐藤正久外交部会長:「ペロシ議長が台湾を訪問する、これは連帯を示す意味でも極めて重要な訪問だったと思っております」
自民党は台湾の連絡窓口である「台北駐日経済文化代表処」の謝長廷代表を会議に招き、ペロシ下院議長の訪台について意見交換しました。
佐藤外交部会長は「ロシアによるウクライナ侵略により、世界が専制主義か民主主義かの選択に直面するなかで日米が台湾と連携しない選択肢はない」として、ペロシ下院議長の台湾訪問を支持しました。
複数の自民党議員からも歓迎する声が出たということです。
一方、日本政府は台湾情勢を巡り、「対話により平和的に解決されることを期待する」とコメントしています。