オミクロン株対応ワクチン 9月中に接種前倒しで調整[2022/08/30 11:54]

 オミクロン株に対応した新型コロナワクチンの接種について、政府が当初想定していた10月半ばから前倒して来月中の接種開始を目指して調整していることが分かりました。

 厚生労働省は、従来株に加えてオミクロン株の「BA.1」にも対応したワクチンを、薬事承認され次第、接種ができるように準備を進めています。

 ワクチンの接種開始時期について政府は当初、10月半ばを想定していましたが、これを前倒して来月中の開始を目指して調整に入ったことが複数の関係者への取材で分かりました。

 ワクチンは第7波で主流となっている「BA.5」にも効果があるとされています。

 2回目までの接種を終えた18歳以上が対象で、今後、無料で接種できる「臨時接種」に位置付けるか審議する予定です。

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