中国とロシアの軍艦6隻 北海道の西の海域で機銃射撃[2022/09/04 20:28]

 中国とロシアの海軍の艦艇合わせて6隻が北海道の西の海域で機関銃による射撃を行ったことが分かりました。

 3日午後3時ごろ、北海道の神威岬の西およそ190キロの海域で海上自衛隊がロシア海軍のフリゲート艦3隻と中国海軍のミサイル駆逐艦など3隻が機関銃による射撃を行ったことを確認しました。

 防衛省によると、これらの艦艇は4日午前4時ごろに北海道の礼文島の西およそ50キロを北東に向かって航行し、宗谷海峡を東へ向かいましたが、いずれも領海侵入はなかったということです。

 防衛省が艦艇による射撃の様子を公表したのは初めてで、引き続きP3C哨戒機などでより一層の情報収集や警戒監視活動を続ける方針です。

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