会合挨拶、パー券購入、選挙支援…　旧統一教会と179人に様々な接点[2022/09/08 23:28]

　自民党の茂木幹事長は旧統一教会側と所属議員の関係を調査した結果、179人に接点があったと明らかにしました。

　自民党は接点があった179人のうち、議員本人が会合に出席したり資金のやり取りや選挙支援などが確認された121人の名前を公表しました。

　調査結果では、旧統一教会が主催する会合に議員本人が出席したのは10人、関連団体の会合に本人が出席し、あいさつしたのは96人、講演をしたのが20人となっています。

　多くの議員が「当時、旧統一教会や関連団体が主催する会合という認識はなかった」と説明しているということです。

　また、教会や関連団体に会費を支払っていたのは24人で、パーティー券を買ってもらったり寄付を受けていたのは4人でした。

　また、選挙でのボランティア支援を受けていたのは17人、組織的な支援を受けていたのは2人でした。

　茂木幹事長は「結果を重く受け止め率直に反省し、今後は一切関係を持たないことを徹底する」と強調しました。

　今後、関係を絶てない議員については「同じ党では行動できない」と述べ、離党を求める考えを示しました。