NHKのドキュメンタリー番組で「重大な放送倫理違反」です。
NHKは、去年12月に放送したBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」で、取材した一般の男性に「五輪反対デモに参加している」「お金をもらって動員されている」と字幕を付けました。
これについてBPO=放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会は、字幕は事実と異なり「別のデモに関する男性の発言を五輪反対デモのものであるかのように編集して放送した」などと指摘し、「重大な放送倫理違反がある」との判断を示しました。
NHKは「再発防止策を着実に実行し、信頼に応えられる番組を取材・制作してまいります」とコメントしています。
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