旧統一教会で山際大臣追及 岸田総理は更迭に否定的[2022/10/06 12:37]

 国会では参議院で代表質問が行われ、野党側は旧統一教会を巡る問題や物価高対策について岸田総理大臣をただしました。

 (政治部・森本優記者報告)
 立憲民主党は連日、山際経済再生担当大臣をやり玉に上げ、攻勢を強めています。

 立憲民主党・田名部参院議員:「(山際大臣は)記憶はあったが記録がないから報告しなかったという、そんなとぼけた話がありますか。総理、山際大臣のこうしたバレなければ良いと思っているかのような対応について、どのように思われるんでしょうか」

 岸田総理大臣:「理解が得られていないというのであるならば、引き続き政治家として自らの責任において、丁寧に説明を尽くす必要があると考えております」

 野党側は山際大臣の更迭を求めましたが、岸田総理は否定的な姿勢です。

 また、旧統一教会への解散命令の請求については「信教の自由を保障する観点から、慎重に判断する必要がある」と述べるにとどめました。

 一方、物価高を巡り、岸田総理は総合経済対策を月内に取りまとめ、切れ目なく対策を講じていくと改めて強調しました。

こちらも読まれています