被害者救済の与野党協議 与党側が先送りの考え示す[2022/11/01 23:11]

 旧統一教会の被害者救済を巡る与野党協議で与党側は高額寄付の規制などの新たな法整備について、「課題が多い」として先送りする考えを示しました。

 立憲民主党の長妻政調会長は協議終了後、与党側が「今の国会は無理という趣旨の発言を繰り返した」と述べました。

 野党側は、高額献金の規制やマインドコントロールのもとでの寄付を家族などが取り消せるよう新たな法整備を求めています。

 一方、与党側は1日の協議で、寄付の規制について財産権や自己決定権を侵害する恐れがあるため丁寧な議論が必要だと主張しました。

 まずは消費者契約法の改正に向けて議論を進め、新たな法整備については今後の課題とする考えです。

 与野党は4日に改めて議論する予定です。

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