一票の格差を是正 「10増10減」法案が衆院で可決[2022/11/10 16:35]

 いわゆる「一票の格差」を是正するため衆議院の小選挙区の数を「10増10減」する公職選挙法の改正案が衆議院本会議で与党などの賛成多数で可決されました。

 細田衆院議長:「起立多数。よって本案は委員長報告の通り可決致しました」

 公職選挙法改正案は衆議院の小選挙区の数を東京や神奈川など人口の多い地域で10増やし、和歌山や山口などで10減らすものです。

 参議院での審議を経て今の国会で成立する見通しです。

 一方、10日の衆議院本会議では、離婚後300日以内に生まれた子は「前の夫の子」とみなす「嫡出(ちゃくしゅつ)推定」の見直しなどを盛り込んだ民法改正案も採決される予定でしたが、葉梨法務大臣の不適切発言の影響で先送りされました。

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