岸田総理大臣は「死刑のはんこを押す地味な役職だ」などと発言していた葉梨法務大臣を事実上、更迭する意向を固めました。
葉梨法務大臣は9日夜の会合で「死刑のはんこを押し、ニュースになるのはそういう時だけという地味な役職だ」などと発言していました。
11日になって過去にも別の会合や地元でも同様の発言をしていたことを認めて撤回、陳謝していました。
岸田総理はこれまで「発言は丁寧に、慎重に行ってもらわければならない」と述べ、大臣を続投させる考えを繰り返し示していました。
自民党幹部によりますと、一転して事実上、更迭することを決断しました。
過去に何度も発言していたことや自民党内でも交代論が強いことを受けて、判断したとみられます。
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