「議会の冒涜」法務大臣の辞任で、野党が総理への質疑要求[2022/11/14 19:06]

 葉梨氏の法務大臣の辞任を受け、野党は岸田総理大臣が外遊から帰国した後、辞任の経緯について国会で説明するよう与党に求めました。

 立憲・安住国対委員長:「(11日)金曜日、感染症法と衆議院の法務委員会はだまし討ちと言ったら失礼ですけど、日程消化させるためにやらせておいて終わった直後に更迭しているんでしょう。そんなことは議会にとっては冒涜(ぼうとく)そのものだから」

 与野党6党の国会対策委員長の会談で、自民党の高木国対委員長は葉梨氏の大臣辞任によって国会運営に影響が出たことを陳謝したうえで、第2次補正予算案の審議について協力を求めました。

 これに対して野党は来週、衆議院と参議院の本会議で辞任の経緯について岸田総理への質疑の機会を設けるよう求めました。

 与党が応じない場合、来週以降の国会日程は「白紙」とする考えです。

 一方、旧統一教会の被害者救済に向けた新法を巡り、立憲民主党と日本維新の会は15日の与党側との協議で野党案の“要綱”を与党側に提案する方針です。

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