AV公開までの期間短縮 維新が法案提出[2022/11/17 20:05]

 日本維新の会はアダルトビデオの出演契約から撮影、公開までの期間短縮を特例で認める法案を国会に提出しました。

 今年6月に成立したアダルトビデオの出演強要被害を防ぐ法律では「出演契約は個別のアダルトビデオごとに結ばないといけない」「契約から撮影まで1カ月、撮影から公開まで4カ月の期間を置かなければならない」などと定めています。

 維新は現行法では公開までに時間がかかり、事業者の資金繰りが悪化する恐れがあると指摘しています。

 維新が今月17日に提出した法案は、出演者との間で信頼関係がすでにある場合は特例で出演契約から1カ月未満でも撮影を可能とし、撮影から4カ月を待たずに公開を可能とする内容です。

 個別の作品ごとに出演契約を求めず、複数をまとめて契約することも可能とします。

 維新の音喜多政調会長は「改正案を呼び水としてもう一度、出演者の働き方に対して問題提起と改善を図っていきたい」と述べました。

こちらも読まれています