東京23区の11月消費者物価 前年同月比3.6%上昇 40年7カ月ぶりの高水準[2022/11/25 14:21]

 総務省が発表した今月の東京23区における消費者物価は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年11月より3.6%上昇しました。40年7カ月ぶりの高い水準です。

 円安や資源高による影響で食料や電気代、ガス代などが一段と値上がりしました。

 生鮮食品を除く食料は6.7%の上昇と10月の5.9%を上回り、エネルギーは24.4%の上昇と伸び率は拡大しています。

 一方で政府の観光需要喚起策「全国旅行支援」の影響で、宿泊料は16.6%下落しました。

 東京23区の消費者物価指数は全国の物価の伸び率の先行指標として注目されていて、来月23日に発表される全国の11月の指数も大幅な伸びが予想されます。

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