萩生田政調会長 防衛費5年間で43兆円確保めざす意向[2022/12/02 18:04]

 防衛費の増額を巡って自民党の萩生田政調会長は安倍派の幹部らと会談し、来年度から5年間で43兆円規模の確保を目指す考えを伝えました。

 自民党・大塚拓衆院議員:「(萩生田政調会長は)とにかくこの43兆円という金額、これを皆で全力で確保していこうと。財源の問題については色々な議論があるので、しっかり時間をかけて議論していくべきだと」

 自民党最大派閥の安倍派は安保関連3文書の改定に向け、防衛費について5年以内に48兆円規模を確保するよう求める提言を萩生田政調会長に手渡しました。

 ただ、政府は総額を40兆以上43兆円未満で調整していて、提言を取りまとめた安倍派の大塚議員は「43兆円は実質的な防衛力の増強に影響が出ないギリギリの水準だ」と指摘しました。

 この後、安倍派は浜田防衛大臣にも提言を手渡しました。

 浜田防衛大臣:「皆さん方の熱意がこもっているものと思う。しっかり受け止めさせて頂いて一生懸命、予算の積み上げに頑張っていきたい」

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