浜田防衛大臣 反撃能力対象は軍事目標に限定する考え示す[2022/12/06 16:25]

 政府が保有する方針を固めた相手のミサイル発射拠点などを攻撃する「反撃能力」の対象について、浜田防衛大臣は軍事目標に限定されるとの考えを示しましした。

 浜田防衛大臣:「いわゆる反撃能力については現在、検討中であるため具体的にお答えできる段階にありませんが、この検討は憲法及び国際法の範囲内で行っているとこであり、その対象は軍事目標に限定されます」

 反撃能力の攻撃対象を巡っては、自民党が「相手の指揮命令系統も含めるべきだ」としていましたが、公明党との協議で「必要最小限度の措置として許容され得るか」を個別に判断することで合意していました。

 国際人道法では武力攻撃の際に軍事目標と民用物を峻別(しゅんべつ)し、対象を軍事目標に限定するとされていて、外務省は「順守するのは当然だ」としています。

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