「子どもの被害救済を」元2世信者の女性が参考人質疑で訴え[2022/12/09 19:07]

 国会では、旧統一教会の被害者救済に向けた新たな法案を巡って参考人質疑が行われ、元2世信者の女性は、「子どもの被害が救済できないことが課題だ」と訴えました。

 小川さゆりさん(仮名):「今回の法案の最大の積み残し課題は、子どもの被害が現実的には全く救済できないということです。来年の国会で宗教的な児童虐待を防止する法案を与野党で協力して成立させるようにお願いしたいです」

 また救済法案について小川さゆりさん(仮名)は、「本当に裁判で実効性を伴うのか検証してほしい」としたうえで、法律の見直し規定を2年から1年に短縮するよう求めました。

 旧統一教会への解散命令の請求についても「早急に対応してほしい」と強調しました。

 10日には岸田総理大臣に対する質疑が行われる予定で、その後、救済法案は、参議院本会議で可決、成立する見通しです。

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