【速報】被害者救済法案が参院委員会で可決 今夕成立へ[2022/12/10 15:13]

 旧統一教会の被害者救済に向け、悪質な寄付を規制する新法案の採決が行われ、先ほど参議院の消費者問題特別委員会で可決されました。夕方の本会議で成立する見通しです。

 救済法案では、宗教法人などが不安をあおり寄付が必要不可欠だと告げるなどの不当な勧誘を禁止し、刑事罰を規定しています。

 また、法人側に対して、個人の自由な意思を抑圧しないなどとする「配慮義務」を課しました。

 野党側の要求を踏まえて、法人側が順守しない場合に勧告や公表を行うとし、条文の表現も「配慮しなければならない」から「十分に配慮しなければならない」に修正しました。

 この法案には自民・公明に加え、野党の立憲・維新・国民民主などが賛成し、共産党は反対しました。

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