中国空母「遼寧」など6隻 沖縄本島と宮古島間通過[2022/12/16 23:44]

 防衛省は中国海軍の空母など6隻が沖縄本島と宮古島の間の海峡を通過し、太平洋に向けて航行したと発表しました。

 防衛省によりますと、15日午前10時ごろ、長崎県福江島の西約440キロの沖合を航行する中国海軍の空母「遼寧」をはじめ、ミサイル駆逐艦や高速戦闘支援艦など5隻を確認しました。

 その後、さらにミサイル駆逐艦1隻が加わり、6隻が16日、沖縄本島と宮古島の間の海峡を南下して太平洋に向けて航行したことを確認しました。

 海上自衛隊の艦艇や哨戒機で情報収集や警戒監視を行い、領海への侵入はなかったということです。

 今回の航行について防衛省は「より遠方での作戦能力の向上を企図した活動の一環である可能性がある」と分析しています。

撮影:防衛省

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