安全保障に関わる機密情報の「特定秘密」を幹部自衛官が外部に漏洩(ろうえい)した問題で、防衛省は再発防止のための検討委員会の初会合を開催しました。
井野防衛副大臣:「防衛力の抜本的強化や日米同盟の抑止力、対処力の強化は情報保全の徹底なくしてなしえるものではありません」
特定秘密の漏洩を巡っては、元上司で海将だったOBに日本周辺の情勢などに関する特定秘密を漏洩した特定秘密保護法違反の疑いで、26日に海上自衛隊幹部学校所属の井上高志一等海佐を書類送検したうえで懲戒免職としました。
初会合では、他にも漏洩がないか調査することなど、浜田防衛大臣からの指示の徹底を確認しました。
再発防止検討委員会は、2023年3月までに再発防止策をまとめて浜田大臣に提出する方針です。
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