中国海軍の空母が2022年の12月28日から31日にかけて沖縄県周辺の海域を航行し、戦闘機などの発着を約60回行ったと防衛省が発表しました。
防衛省によりますと、12月28日から31日にかけて中国海軍の空母「遼寧」がミサイル駆逐艦などとともに沖縄県の沖大東島や北大東島の周辺を航行しました。
その間、空母では戦闘機などが約60回発着していて、航空自衛隊は戦闘機を緊急発進するなどして対応しました。
この海域での戦闘機などの発着は2022年の12月17日から確認されていて、今回を合わせると約320回に及ぶということです。
空母はその後、2023年1月1日に沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し、東シナ海へと抜けました。
防衛省は警戒と監視を続けています。
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