共産党・志位委員長 岸田政権に「ノーの審判を下す」 統一地方選で勝利訴え[2023/01/05 18:21]

 共産党は5日、中央委員会総会を開き、志位委員長は春の統一地方選について、岸田政権に「ノーの審判を下す重大な戦いになる」と述べ、選挙選での勝利を訴えました。

 共産・志位委員長:「統一地方選挙は地方から岸田政権の大軍拡と暮らし破壊の政治にノーの審判を下すとともに、福祉と暮らしを守る、自治体の役割を前進させる重大な戦いになります」

 志位委員長は政府が保有を決めた反撃能力や防衛費増額などの方針を批判したうえで、衆議院の解散・総選挙にも言及し、「岸田政権打倒の国民的大運動を起こし、共産党の躍進を勝ち取ろう」と呼び掛けました。

 また、日本維新の会についても、自公政権の「最悪の補完勢力」と位置付け、次の衆院選で「厳しい審判を下そう」と訴えました。

 そのうえで、「野党共闘」の再構築に向け、尽力する方針を改めて強調しました。

 ただ、野党第1党の立憲民主党は維新との連携に軸足を移していて、選挙戦で「野党共闘」が実現するかどうかは不透明です。

 志位委員長は次の衆院選で比例代表で650万票以上、得票率で10%以上の獲得を目指す考えも明らかにしました。

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