新型コロナ「5類」へ 検討を“指示” 岸田総理[2023/01/20 11:54]

 岸田総理大臣は、新型コロナの感染症法上の位置付けを「5類」に引き下げる方針を決定し、20日朝、関係閣僚らに、時期や条件などを検討するよう指示したとみられます。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 総理官邸ではまもなく、岸田総理が記者団に対し、今回の方針決定について説明する予定です。

 20日朝、閣議のために官邸に入る河野デジタル大臣は、ノーマスクでした。閣議前の全閣僚が集まる場でも一人、マスクは着けていませんでした。

 新型コロナは現在、入院勧告など厳しい措置が取れる「2類相当」ですが、岸田総理は、早ければ4月にも、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる考えです。医療費などの公費負担については、当面、特例的に継続する方針です。

 マスクについては、今後、屋内でも不要とする案が出ていますが、満員電車や高齢者施設の扱いなど、課題も残っています。

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