岸田総理 同性婚法制化「社会が変わってしまう課題」 重ねて慎重な姿勢を示す[2023/02/02 01:31]

 岸田総理大臣は、同性婚の法制化について「制度を改正することになると家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」と述べ、改めて慎重な姿勢を示しました。

 立憲・西村代表代行:「総理、反対だったら反対だというふうにはっきり言って頂けませんか、逃げないで頂きたい。いつまでに検討するのか明言をして下さい」

 岸田総理大臣:「こうした制度改正を改正するということになりますと、すべての国民にとっても、この家族観や価値観やそして社会が変わってしまう、こうした課題であります。だからこそ、社会全体の雰囲気、全体の有り様、こうしたものにしっかり思いを巡らしたうえで、判断することが大事だ」

 同性婚の法制化への賛否を問われた岸田総理は「きわめて慎重に検討すべき課題だ」という認識を重ねて示しました。

 そのうえで「政治家として考え方、判断を明らかにすることは大事なことだが、価値観や心に関わる問題については、丁寧さは必要だ」と強調しました。

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