日本政府 ロシア産石油に上限価格設定 戦費調達費を抑え込む狙い[2023/02/06 15:04]

 政府は、ガソリンやディーゼル燃料などロシア産の石油製品に対して、取引価格に上限を設ける新たな制裁措置を発表しました。

 ロシア産石油製品に対する上限価格を巡っては、G7(主要7か国)とEU(ヨーロッパ連合)、オーストラリアの枠組みで、現状より厳しくすることで合意しました。

 ガソリンやディーゼル燃料などは上限価格を1バレル=100ドル、重油などは45ドルにそれぞれ設定しています。

 日本政府はこの措置を原則6日から適用すると発表しました。

 ウクライナ侵攻を続けるロシアに対して経済的な打撃を与え、戦費調達につながる恐れのある資金源を抑え込む狙いがあります。

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