ロシアによる攻撃でテレビ塔が破壊され、影響を受けているウクライナの公共放送局に対し、日本政府は持ち運び式の中継装置を供与しました。
林外務大臣:「この支援によりPBCの戦時における正確で公平かつ公正な報道体制の構築と、ウクライナの民主主義強化に資するものでございます。引き続き、ウクライナの復旧復興に貢献をしていく考えであります」
ウクライナに駐在する松田大使らは9日、公共放送局を訪れ、持ち運び式の中継装置を直接引き渡しました。
この放送局では2022年3月、ロシアによる攻撃で首都キーウのテレビ塔が破壊されて以来、持ち運び式の中継装置を代替として活用し放送を続けています。
ウクライナではロシアによる偽情報の拡散も指摘されていて、林大臣は「戦時下での正確で公平かつ公正な報道体制の構築に資するものだ」と意義を強調しました。
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