防衛省は2023年度に青森県や大分県などの自衛隊施設内に大型弾薬庫の新設を計画していることが分かりました。
防衛省関係者によりますと、政府は「反撃能力」の裏付けとなる「スタンド・オフ・ミサイル」などの長距離ミサイルを保管する大型弾薬庫を全国に新設する予定です。
まずは、2023年度に陸上自衛隊の大分分屯地と海上自衛隊の大湊地方総監部にそれぞれ2棟ずつ、合わせて4棟の建設を計画しています。
去年12月に閣議決定した国家安全保障戦略には「反撃能力」保有の一貫として弾薬の確保に取り組むとしていて、防衛省は23年度の予算案に関連経費として約58億円を計上しています。
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