北朝鮮が射程距離2000キロの巡行ミサイル4発の発射を発表したことを受け、松野官房長官は射程距離が「事実であれば地域の平和と安定を脅かす」と懸念を示しました。
松野官房長官:「現時点において、我が国の排他的経済水域や領域への飛来は確認されておらず、また関係機関からの被害報告等の情報は確認されていないと承知しております」
北朝鮮メディアは、23日未明に巡行ミサイル4発を日本海に向けて発射する訓練を成功させたと報じています。
その際、政府が国民に情報提供していなかったことについて松野長官は、「把握した情報をどのようなタイミングや形式で公表するのかは、総合的に勘案したうえで判断している」と述べるにとどめました。
そのうえで「当該ミサイルは射程が2000キロに及ぶとして、事実であれば地域の安全を脅かす」と懸念を表明しました。
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