岸田総理「宏池会の本質は“リベラルではなく現実主義”」[2023/02/27 20:25]

 岸田総理大臣は保守派の論客らが集まった会場で「宏池会の本質は徹底的な現実主義だ」と述べ、防衛力の強化など安倍元総理の方針を引き継ぐ姿勢を強調しました。

 岸田総理大臣:「宏池会はリベラルなグループだといわれることが多いのですが、その本質は徹底的な現実主義を追求するという政策集団であり、私も戦後最も厳しく、複雑な安全保障環境という現実に対峙(たいじ)するための判断を行ってまいったところであります」

 防衛力を強化した安全保障政策について保守派の論客から「宏池会を否定した」と評されたことについて、岸田総理は「激励していただいたと受け止めている」と述べたうえで、「安倍元総理が愛したこの国を、さらに素晴らしい国として、次の世代に引き継ぐことが私の使命だ」と強調しました。

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