高市大臣「捏造」文書の調査結果を22日までに提示へ 自民幹部も高市氏の答弁に苦言[2023/03/17 16:30]

 放送法の「政治的公平」に関する行政文書を巡り、当時の高市総務大臣が「捏造(ねつぞう)」だと主張した4枚の文書について、自民党は22日までに調査結果を国会に提示する考えを野党側に伝えました。

 総務省は行政文書だと認めた78枚の文書のうち、高市大臣が「捏造だ」と主張する4枚の文書について、当時の担当者などから聞き取り調査を行っています。

 自民党はこの結果について、22日までに国会に提示する方針です。

 礒崎元総理補佐官らの国会招致については応じない考えで、野党側からの質問を聞き取って確認したうえで、総務省の担当者が代理で答える形で対応する方針です。

 一方、野党側は高市大臣が予算委員会で質疑者に対して「答弁が信用できないならもう質問しないで」と発言したことについて、撤回と謝罪を求めています。

 立憲民主党・斎藤参院国対委員長:「もう看過できない。立法府として参議院として断固、撤回、謝罪を求めます」

 この発言については自民党幹部からも苦言が出ていて、対応を協議するとしています。

 自民党・世耕参院幹事長:「どういう質問を受けてもしっかり答えられる範囲で答弁をしていく、丁寧に対応していくことが重要だと思う」

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