“保育の質”向上目指し給付金増額が柱 維新・立憲が共同で法案提出[2023/03/17 19:55]

 立憲民主党と日本維新の会は保育の質の向上に向け、国の基準よりも保育士を多く配置した保育所などに対し、給付金の増額などを柱とした法案を国会に共同提出しました。

 維新・浦野衆院議員(保育士資格を保有):「保育士をどうやって増やしていくのかということを、この法案に含ませていただいております。実現できるように我々、両党でしっかりと頑張っていきます」

 法案には保育の質の向上を目指し、国の基準より多く保育士を配置した施設に対し給付金の増額を盛り込んでいます。

 現在の国の基準では、例えば4歳や5歳児では「子ども30人に対し、保育士1人」を配置するとしていますが、法案では「子ども25人に対して保育士1人」の割合に拡充した施設には給付金を増やすとしてます。

 また、保育現場の人手不足への対策として基本給のベースアップなどの処遇改善を行うとしています。

 立憲・維新両党は政府が今月末に取りまとめる少子化対策のたたき台に法案の内容を反映させるよう求めています。

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