【放送法の政治的公平】文書作成の総務官僚「捏造の認識ない」[2023/03/20 19:35]

 松本総務大臣は高市大臣が「捏造(ねつぞう)」と主張している放送法の「政治的公平」に関する行政文書について、作成した官僚が「捏造の認識はない」と説明していると明らかにしました。

 立憲・小西議員:「自分たちは文書は捏造をしていないと。そういう趣旨の証言をしているということでよろしいですね?」

 松本総務大臣:「そのような問いを致しましたところ、『捏造の認識はない』という答えがあったということですので」

 行政文書には、2015年2月13日に総務省の幹部が放送法の「政治的公平」の解釈などについて当時の総務大臣だった高市氏にレク=説明を行ったと記録されています。

 松本総務大臣は20日の参議院の予算委員会で「捏造の認識はない」と話す出席者がいる一方で「記憶がない」との証言などもあり、「正確性は確認できない」と述べました。

 高市経済安全保障担当大臣は「私が言うはずもないことが書かれている」と述べ、文書の信憑(しんぴょう)性に改めて疑問を呈しました。

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