拉致対策本部の事務方トップ 石川正一郎氏を内閣官房参与に起用[2023/03/24 13:19]

 政府は、およそ9年にわたって拉致問題対策本部の事務方トップを努めた石川正一郎氏を新たに拉致問題対策の内閣官房参与に起用することを閣議決定しました。

 松野官房長官:「(石川事務局長は)長期にわたり、拉致問題に携わっており、拉致問題対策の分野で有益な情報提供やアドバイスを行っていただくことを期待しております」

 石川氏は、警視庁公安部長や神奈川県警察本部長などを歴任し、2014年4月から拉致問題対策本部の事務局長を務めていました。

 今後は、内閣官房参与として官邸内で引き続き拉致問題への対応などに当たることになります。

 拉致問題対策本部は、総理大臣が本部長を務め、拉致被害者の帰国を実現するための戦略の立案や被害者家族の支援などに取り組んでいます。

 後任の事務局長には、内閣官房の国際テロ情報集約室の福本茂伸氏を起用します。

こちらも読まれています