福島の高校生が岸田総理に聞く「正しさとは何か?」[2023/04/05 22:05]

 福島県の高校生たちから「正しさとは何か」と問われた岸田総理大臣は「自分にとっての正しさは世の中にとって絶対のものではない」と応じました。

 石上琴乃さん:「処理水放出に関してさまざまな立場があると思います。これらに対して私たちが高校生会議を通してたどり着いたのは、正しさというのは立場によって異なるという意見です。総理にとっての正しさ、正しい意見、考え方とは何かというものを教えていただきたいと思います」

 岸田総理大臣:「自分は正しいと思うこと、信念を持って取り組む。これは大変、素晴らしいことだと思いますが、それは絶対なものであるという過信に陥ってはならないということなんでしょう」

 福島第一原発の処理水の海洋放出は今年の春から夏ごろと見込まれています。

 「正しい答え、正解はない」と言う高校生たちに、岸田総理の言葉はどう響いたのでしょうか。

こちらも読まれています