陸自ヘリ事故から1週間 機体の部品多数発見も捜索難航で体制強化へ[2023/04/13 19:40]

 陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県宮古島の周辺で行方不明になった事故から1週間が経過しました。新たに機体の部品などが多数見つかっていますが、乗っていた10人の行方は分かっていません。

 森下陸上幕僚長:「国民の皆様に多大なご心配お掛けし、心よりおわび申し上げます。一日でも早く全隊員を救出できるように引き続き全力で捜査にあたって参る所存です」

 陸上自衛隊によりますと、12日までに機体のドアやプロペラの一部、燃料タンクなど行方不明となっている機体のものとみられる部品が20点以上、発見されていますが、乗っていた第8師団の坂本雄一師団長ら10人は今も見つかっていません。

 自衛隊はこれまでに陸上部隊延べ1560人、艦艇5隻、航空機7機を派遣して捜索にあたっていて、今後、より深い海底を捜索できる「掃海艦」を新たに投入するなど体制を強化する方針です。

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