2022年度の消費者物価指数 41年ぶり上げ幅 物価高続く[2023/04/21 12:02]

 2022年度の消費者物価指数が、前の年度より3.0%上昇し、41年ぶりの水準となりました。

 3.0%の上げ幅は、第2次石油危機でインフレが続いていた1981年度以来41年ぶりで、ロシアのウクライナ侵攻で原油や穀物など資源価格が高騰し、幅広い品目が値上がりしたことが影響しました。

 また、今年3月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べ3.1%上昇し、19カ月連続でプラスになったものの、上げ幅は前の月から横ばいでした。

 政府の負担軽減策で電気代や都市ガス代が押し下げられた一方、原材料費の上昇や円安で生鮮食品を除く食料などで価格の上昇が続いています。

こちらも読まれています