松野官房長官「72時間の停戦合意の履行」強く求める[2023/04/21 18:00]

 激しい軍事衝突が続いているスーダンで民兵組織が敵対する国軍と72時間の停戦に合意したことを受け、松野官房長官は合意が履行されることを強く求めました。

 松野官房長官:「(現地では)大部分の地域で停電と断水が続いており、外出が一切できないという極めて厳しい状況が続いてきました。今般の72時間の停戦が人道的観点から履行されることを強く求めます」

 また、日本政府として即時停戦の必要性やスーダンにとどまっている日本人の保護をスーダン政府に働き掛ける考えを示しました。

 そのうえで、G7(主要7カ国)などの関係国や国際機関と緊密に連携しながら対応していくことを強調しました。

 在留邦人らを退避させるため、自衛隊の輸送機が21日午後、航空自衛隊の小牧基地から周辺国のジブチに向けて出発しています。

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