立憲・若手議員らが泉代表を突き上げ 次期衆院選に向けて[2023/05/08 21:25]

 先月の衆議院と参議院の補欠選挙での敗北などを受けて立憲民主党の中堅・若手議員は8日、次の衆院選で200以上の小選挙区に候補者を擁立し、政権交代を目指すべきだと泉代表に提言しました。

 立憲民主党・中谷衆院議員:「立憲民主党全体が変わっていかなければ、少なくとも自民党や維新や国民民主党や様々な政党がいますけども、そのなかで“立憲民主党こそが”という選択肢には育っていかないんじゃないか、ということを思っています。なので、逆に強く覚悟を決めて、もう次、政権を取るためにできることは何でもやると」

 32人の中堅・若手議員が行った提言では、政権交代を目指す覚悟を示すため、次の衆議院選挙に向けて289ある小選挙区のうち、200以上で与党に対抗できる強力な候補者を擁立するよう求めています。

 候補者の擁立を巡ってはこれまで、与党との対決構図を鮮明にして議席を増やそうと他の野党の候補者との一本化に向けた調整が行われてきました。

 提言では、他党との「競合も辞さず戦う決意を鮮明に示すべきだ」と強調しています。

 また、40代までの若い候補者や女性候補者を積極的に擁立することなどを訴えています。

 泉代表は提言に応じる考えを示しました。

 立憲民主党・泉代表:「中身を読ませてもらって、非常に前向きですし、そして、今の党に必要なことが書いてあると。200擁立に向けて、まず頑張りたい。これを第1目標としたいと思います」

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