岸田総理「ウクライナの復興事業に協力」 G7広島サミット前に準備会議を立ち上げ[2023/05/15 22:43]

 19日から始まるG7広島サミットを前に、政府はウクライナの復興に向けた民間による投資を促すための関係省庁の準備会議を立ち上げました。

 岸田総理大臣:「大企業もスタートアップも地方自治体もNGOも、貢献の意欲のある方々が戦争のリスクを感じることなく復興事業に参加できるように、日本政府、ウクライナ政府で協力して、知恵を絞っていきたいと思います」

 また、岸田総理は3月に首都キーウを訪問した際、ゼレンスキー大統領から「ロシアによる侵略が続くなかにあってもインフラ復興や新たな産業振興の準備を全力で進めたい」と、日本への強い期待が示されたと明かしました。

 そのうえで、震災復興でのノウハウがあるとして「復興は日本ならではの貢献の柱となる」と強調しました。

 政府としては、19日に始まるG7広島サミットで議長国としてウクライナの復興に向けた議論をリードする考えです。

 今後、戦時下という民間のリスクを踏まえて政府系の金融機関を活用するなど官民が連携して道路や鉄道、通信などのインフラ投資を進める方針です。

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