カナダのトルドー首相 広島訪問中に原爆資料館を再訪 「じっくりみたい」と希望[2023/06/08 11:50]

 先月行われたG7広島サミットで、初日に首脳がそろって原爆資料館を視察した後、カナダのトルドー首相が自ら希望して、滞在中に再度訪れていたことが分かりました。

 日本政府関係者によりますと、トルドー首相はサミット初日の5月19日にG7首脳で原爆資料館を視察した後、「展示物をじっくり見たい」と希望して、サミット最終日の21日に改めて訪れたということです。

 トルドー首相は19日の視察の後に芳名録に記帳を行い、「多数の犠牲になった命、被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩に、カナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。あなたの体験は、我々の心に永遠に刻まれることでしょう」とメッセージを残しています。

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