「言論の自由」を強調　松野官房長官　香港独立主張の女性起訴受け[2023/06/20 18:18]

　日本留学中に香港の独立を主張したとして香港で23歳の女性が起訴されたことを受け、松野官房長官は「言論や報道の自由が保護されるよう働き掛けを続ける」と強調しました。

　松野官房長官：「日本としては国際社会と緊密に連携して、中国香港当局に対し、香港基本法に規定されている言論及び報道の自由が保護されるよう、様々なレベルで働き掛けてきており、引き続きこのような取り組みを続けていきます」

　松野官房長官は香港の現状について2020年の国家安全維持法の制定などを挙げ、「1国2制度への信頼を損なわせ、重大な懸念を強めざるを得ない事態が続いている」と指摘しました。

　23歳の女性は日本に留学中に香港の独立を主張したとして今年3月、香港に戻った際、警察に逮捕され、今月15日に起訴されました。