有事を想定した「自衛隊と海上保安庁」の共同実動訓練を初実施[2023/06/22 20:05]
防衛省は有事の際に防衛大臣が海上保安庁を指揮し、共同で対処する実動訓練を初めて行ったと発表しました。
防衛省によりますと、訓練は伊豆大島の周辺海域で行われました。
日本が武力攻撃を受けて「武力攻撃事態」に認定された際、自衛隊は防衛任務に集中し、海上保安庁が防衛大臣の統制のもと、住民の避難や船舶への情報提供などにあたることを想定して情報伝達の手順などを確認したということです。
自衛隊からは護衛艦の「やまぎり」が、海保からは巡視船の「さがみ」が訓練に参加しました。
自衛隊と海保の共同での実動訓練は今回が初めてです。
画像:自衛隊撮影