チャットGPTの正しい活用へ「リテラシー向上を」 総務省『情報通信白書』を公表[2023/07/04 11:38]

 総務省は今年の「情報通信白書」を公表しました。

 ブームとなっている「チャットGPT」などの生成AIについて、正しく活用するための能力を高める重要性を強調しています。

 白書では情報通信に関する日本の現状について、スマートフォンの急速な普及などによって様々な大量のデータを使ったサービスが利用できるようになったと説明しています。

 SNSを巡っては、自分好みの情報ばかりが表示される「情報の偏り」が生じやすいことや誹謗(ひぼう)中傷や偽情報が拡散する問題が顕在化していると指摘しています。

 また、インターネット上の仮想空間「メタバース」について、関連技術の国際的なルールを作る重要性を訴えました。

 白書の全文は4日から総務省のホームページに掲載され、電子書籍版も順次、無料公開される予定です。

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